USCPAがやじやじしてる

氷河期世代のUSCPAがうだうだと語ります。受かっているから言いたい放題。監査法人で勤めた後に只今事業会社で勤務中。監査法人で働くUSCPA仲間を増やしたい!!USCPA仲間大集合!!

監査法人で同期にちょっと差をつけたい新人が持ちたいマル秘アイテム

日本の公認会計士の合格発表されてからの数か月間は新人が監査法人にどんどん入ってくるシーズン。

最初は誰しもが希望とやる気に満ち溢れた感じで入ってきます。プロフェッショナルとしてやっていくんだという自信に満ち溢れた姿を見るとこっちまでいい先輩にならないとなんて柄にもなくちょっと思ってしまいます。

監査法人は正直あまり表立った出世競争のない世界だったりしますが、入所してからは他の同期との比較で何となくデキる人デキない人と選別されていきます。出来ることならちょっとはデキる人という立ち位置に立っておきたいものです。

今回はそんな同期にちょっと差をつけたい新人の方に是非進めたい仕事がはかどるマル秘アイテムをご紹介いたします。

マル秘アイテムとはテンキーとマウスなのです

実はそのマル秘アイテムとはなんてことのないテンキーマウス

前職で事務職をやっている人にとっては『え?』と思うでしょうが、監査法人ではあまり使っている人がいないアイテムです。この2つを持っているだけちょっと最初の頃はマジで同期に抜きんでることが出来る程。

その理由についてご説明すると以下の通りです。

テンキーを使って作業効率をアップさせる

監査は基本的には数字の検証を行う仕事なので、監査調書に数字を打ち込むことが相当に多いのは想像がつきますよね。

特に新人の頃は売上等のテストでそれなりな量の請求書をVouchingするなんてことが一般的です。

売上テストだと監査調書に請求書番号や請求日にもちろん金額などひたすら打ち込んでいきます。

この辺は監査をしてる感じが全くしないただの作業感溢れる仕事です。機械的に確認しているだけの比較的ラクなワーク。たまに上手く突合できず『ん?』となることがあってクライアントに確認取ったりをすることもあるけど個人的には好きな仕事です。

そんな時に役に立つのがテンキー

多くの人はPCのキーボードで数字を打ち込んでおりテンキーを使う人はなぜか少数派です。テンキーを使う方が明らかに早いのになんて思ってしまいます。経理だと普通にテンキーを使うのにね(笑)。

私は新人の頃に主査から『仕事が(新人の割に)早いね』なんてよく言ってもらえてたのですが、タネ証しするとただ単にテンキーを使ってただけなんですよね(笑)。

周りの新人は意外にも誰も使ってなかったから相対的にそのように見えただけ。

年次が上がっていくとVouchingというよりは貸倒引当金の検証など頭を使う系ワークの割合も増えていくので、単純に時間ででデキるデキないを図るのは難しくなっていくのですが、最初の印象というのは後々まで残っていくもの

使える奴と思われておくに越したことはありません

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ショートカットキーを覚えるまではマウスを使うべし

会計士と言えばエクセルのショートカットキーを駆使してPCを操作するなんて思っている方も多いかと思いますが、慣れるまでそこそこ時間がかかるものなんですよね。

監査法人で数年勤めている私も『Ctrl+V』とかそういったベタなのを使う位であまり多くを知っている訳ではないので偉そうなことは言えないのですが、得意な人は本当に何でもできます。魔術師の如くキーボードを操っている姿は見ているだけで相当に迫力があります。

ただ、慣れないうちはPCのポインターの操作すらおぼつかない感じで操作をするので何をするにも時間がかかってしまいます。

本人的には一生懸命やっていますが、監査法人はなかなか他人に厳しい人達が多い業界だったりするので上の年次からするとモタモタしているなんて思われることも。意外とキツい性格の人も少なくないからね(苦笑)。

研修が終わって始めて現場配属されるタイミングもちょうど殺伐としがちな期末監査の真っ只中だったりするのでパフォーマンスが悪いと露骨に嫌がられます。

なので最初の内はPC操作にはマウスを使っていた方が無難です。あまりカッコつけなくて大丈夫。

なので私はこれを使ってます

と、言う訳で私は入所以来テンキーとマウスを使っている派。私はこちらのマイクロソフトのワイヤレスマウスとテンキーのセットを使用してます。

こちらのいいところは1つのUSBレシーバーで2つを同時に使えるところです。意外とそのような製品はないので重宝してます。

ちなみに悪いところは値段が高いのと使わないキーボードを処分しないといけないところ。1万円越えっていうのは買うのにも勇気が必要ですし、キーボードもついているのに使わないというのも何となくもったいない気がします。

まあ、このおかげで仕事がはかどったことを思うとコスパのいい買い物だったのかななんて思います。

監査法人で働く新人の皆さんも便利そうなツールがあったらどんどん利用して仕事を頑張って下さいね!!