USCPAがやじやじしてる

氷河期世代のUSCPAがうだうだと語ります。受かっているから言いたい放題。只今監査法人勤務中。監査法人で働くUSCPA仲間を増やしたい!!USCPA仲間大集合!!

まさに縁の下の力持ちな監査アシスタントさんに頭が上がらない

ここ数年で監査法人にすっかり定着したのが監査アシスタント。

監査法人に興味がある人は監査アシスタントの求人を見たことがあるかと思います。

監査に関係する全ての業務を会計士にやらせるとそれが例え1年目のスタッフだっとしてもコストもそれなりにかかるので、トランクの発送とか資料の管理など深い知識を必要としない一般的な業務については別に会計士でなくてはいいためコスト削減のために出来たのがこの監査アシスタントです。

一般の会社でいう総合職に対しての一般職的なポジションです。

監査と言うとどうしても会計士達にスポットライトが当たりがちですが、監査を無事に期日までに終わらせるには監査アシスタントさん達のきめ細かな気遣いが不可欠

私も上場クライアントのジョブを無事に終わらせるために、幾度となくお世話になったチームになくてはならないな存在です。

そこで今回はそんな縁の下の力持ちである監査アシスタントについてどんなことをしているのかを紹介します。

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監査アシスタントの仕事とは

往査準備、資料管理

従来だったらJ1(1年目のスタッフのこと。USでも1年目はなぜかJ1と呼ばれます・笑)、J2あたりがやる仕事です。

比較的小~中規模のジョブだと監査アシスタントさんがつかないこともあるので、その場合はやはり昔ながらにJ1、J2等の年次の低い人に頼みます。

往査準備だと過年度の紙面調書、当期の紙面調書、文房具類に小さいプリンターなどを事務所から集めてきてトランクにまとめてクライアントに送ったり、場合によっては事務所からトランクを現場まで直接持ってきてもらったりとかをしてもらいます。

資料管理の場合はクライアントが事前に渡した依頼資料のリストを基に監査用の資料を提供してくれるので、その資料を会計士達が使いやすいようにまとめたり、資料の授受についての状況をリストで管理してもらったりします。

資料は都度やってくるので、放っておくとどこに何があるか分からないカオスな状態になってしまいがち。

監査アシスタントさんがチームの共有フォルダにそれぞれまとめてくれていたりするだけでも作業効率は相当に上がります

確認状の発送や管理

比較的大き目なクライアントだと監査を行う上で発送する確認状も相当な量になります。

銀行確認状だけでも数十枚送るなんてことはざらにあることだし、送る確認状は銀行だけでなく証券、売掛金、棚卸資産に借入金(これは銀行確認上)・貸付金、果ては弁護士確認状などなど多岐渡って大量に送るため骨の折れる作業だったりします。

準備について原則を言うとそれぞれの勘定科目の担当に責任をもってやってもらうのが筋と言うもの。

ただ、新人が担当する現預金の勘定科目で使う銀行確認状の送付の準備をお願いしても、彼らはまだ監査の勝手が分からないこともあって『そこ??』って言いたくなる部分で躓くことも多々あります(ちなみにそれは慣れてないからしょうがないことです。誰もが通る道みたいな感じで上の先輩も結構温かい目で見ていると思う)。

そんな時に大活躍なのが監査アシスタント。

確認状の発送なんて彼女らの手にかかればお手の物です。送付した全ての確認状のリストまできれいに作成してスマートに発送をしてくれます。

そして確認状は送るだけでOKと言う訳ではなく当然全て回収しないといけないのですが、回収状況の管理もしっかりと行い、必要があればクライアントに未回収の確認状の催促を依頼してもらったりときめ細かな作業に只々感謝するばかり。

はっきり言ってどちらかというと残念な評価をもらっているJ1、J2よりよっぽどいい仕事をしてます

たまに確認状をなくしてしまった残念なJ1、J2の話を事務所で聞くことがありますが、監査アシスタントがなくしたなんて話は聞いたことないし。

簡単なテスト(実証手続や内部統制の運用評価テスト)

アシスタントだからといって雑用的ことばかりお願いすると言う訳ではなく、監査手続においても比較的簡単な作業をお願いすることも多々あります。

例えば売上や経費関連の会計記録と証票の突合に、内部統制監査の似たような作業のものとか。

これらのテストは必要サンプル数も多くなりがちなテストの代表格なものなので、ちょっとした部分だけでも進めてくれるとそれだけでかなり期末監査の負荷がぐっと減るものです。

監査アシスタントになりたい場合

監査法人は昨今の人不足の影響もあり、どの法人も比較的通年で応募をかけている状態です。

BIG4だけでなく、中小の監査法人でも監査アシスタント職は募集しているのでチャンスはたくさんあります。気になったらとりあえず応募をしてみるといいかもしれません。

監査アシスタントをしながらUSCPAの勉強をしている人も相当数います(JCPA狙いって人はほとんどいないです)。

少々話はそれますがUSCPAを勉強しながら監査法人で働くメリットとデメリットを簡単にまとめると以下の通りですのでご参考にされて下さい。

USCPAを勉強しながら監査アシスタントとして監査法人で働くメリット

・USCPA合格後に監査法人でキャリアを積みたいって人にとっては監査経験を早く積むことができ、合格後に会計士職に就いた時にその後の業務がスムーズに行えるようになる

・監査の雰囲気が掴めるし、一連の流れを体で理解できるようになるのでAUDの科目の理解度が上がる

・良くも悪くも会計士職の実態が分かる

・出張とかもざらにあるため楽しいことも比較的多い

USCPAを勉強しながら監査アシスタントとして監査法人で働くデメリット

・繁忙期は会計士達と同じ時間働くことも十分にあり得るので繁忙期は勉強時間を取りにくい(担当するクライアントによるけど)

・待遇が会計士職と比べると比較的悪い(各法人のHPを見ると月給が分かると思う)

・最初は有期雇用で契約社員(正社員になれるチャンスもあるけど、必ずなれる保証はない)

まとめ

監査アシスタントさんたちの業務がどのようなものがお分かりになったでしょうか。

まさに縁の下の力持ちと言った感じが伝わったかと思います。

それだけでなく監査アシスタントさん達は明るくて話題が豊富な人が多く、疲弊した空気が漂う監査チームをぐっと明るくしてくれる存在であったりもします。法人がそういうタイプを狙い撃ちしているのかと思う位です(笑)。

一緒に働いてみたらそのありがたさがきっと分かるはず。本当に頭が上がりません。いつも感謝してます!!(って誰に向かって言ってるのかって感じですが・笑)

また、USCPAを勉強しながら監査をやってみたいって人にとっては悪くないポジションだったりしますので、興味がある人は是非募集要項をチェックしてみて下さいね!!