USCPAがやじやじしてる

氷河期世代のUSCPAがうだうだと語ります。受かっているから言いたい放題。監査法人で勤めた後に只今事業会社で勤務中。監査法人で働くUSCPA仲間を増やしたい!!USCPA仲間大集合!!

学生時代にUSCPA試験に合格して監査法人に入ると人生おいしいかも

USCPAはそれなりにコスパがいい資格なので30代や40代位で取っても人生的には相当に元が取れる資格です。

私も30代前半で取得したのですが試験に費やした100万円程のお金と1年程の時間分位は、『管理職への昇進・給与アップ・社会的信用大幅アップ』と言う形であっという間に元を取ることが出来ました(その後監査法人に行ったので少し給与は下がったけど・笑)。

たまに思うのはこの資格を学生時代に取ってたらもっと人生すごいことになったのではないかということ。学生時代にこんな資格があることを知らなかったのが悔やまれます。

なので個人的には学生時代にUSCPA取って新卒で監査法人に入るルートをオススメしております。

そこで今回は学生の内にUSCPAを取るメリットについてお伝えいたします。

学生の内にUSCPAに合格して監査法人に入るとこんないいことがあります

1. いきなりプチリッチになれる

USCPA合格者の多くの人がたどるキャリアパスとして挙げられるのは監査法人への就職です。新卒でいきなり監査法人は相当においしいルートです。

監査法人1年目のスタッフの給与は残業とボーナスを入れて大体500万円程

ちなみに日本の大卒1年目の平均年収は厚労省のデータを見ると約290万円程だそうです(月20.3万×14か月 - ボーナス2ヶ月と仮定)。

今の時代に大学出たばかりで年収500万円もらえる人ってなかなかいないですよ。

ただし決算時期などの繁忙期は休日返上で連日終電まで働くなんてことが普通にあるそれなりに激務な業界であることは覚悟しておく必要があります(とは言え、意外とすぐに慣れます・笑)。

繁忙期のスタッフがどんな感じなのかはこちらをご覧下さい。

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2. 20代の内に年収1,000万円も狙える

個人的な監査法人ドリームだと思っているのが誰でも仕事を頑張れば1,000万円プレーヤーになれること。

その為にはもちろんそこそこ年次が上がって、残業も相当にこなさないといけないのですが、マネージャー一歩手前位の段階だとそのような人もゴロゴロいたりします(さすがにスタッフの内は絶対無理です)。

そのマネージャー一歩手前ってのが大体入所7・8年目位だったりします。

新卒タイミングで入ったと仮定すると大体30前位で年収1,000万円のチャンスが出てくる感じです。

ちなみに総務省統計局調査によると20代で年収1,000万円ある人の割合はわずか0.2%とのこと。それって相当に凄い事ですね。

もちろん女の子ウケもばっちし。少なくとも学生時代よりは相当にモテ度は上がります。

3.普通に仕事をしているだけで相当にビジネス知識がつく

ちょっと真面目なメリットを上げると、監査をするに当たってはクライアントの理解が不可欠という事もあり、監査の仕事を普通にしているだけで業界のことなどビジネス知識が自然と身についていきます

将来企業のマネジメントをやってみたいなんて人にとっては最高な環境です。

そういった理由から外国では監査法人がビジネス専攻の学生にとって大人気の就職先となってます。

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日本の監査法人は基本的には試験突破が入社のリクワイヤメントであるため、試験に受かりさえすれば激しい就職試験などなしで監査法人に入れます。

4.仕事がない時は休み放題

これだけだと語弊があるのですが、監査の仕事は基本的にはスケジュール帳にクライアントのアサインが入って初めて動くものなので、アサインがない日は普通に休みを取ることが可能です。

言わば仕事がない時は好きにしていいのが監査法人

(仕事がなさすぎると当然評価は下がるので何とも言えない部分もありますが・苦笑)。

一般の会社はもちろんそんなことはあり得ないですよね。仕事がないからってオフィスでのんびりいていると当然誰かに目を付けられます。

この辺のオンオフがはっきりした働き方ができるのは監査法人ならではですよ。

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こういった人には日本の会計士でなくてUSCPAをオススメします

ちょっとした迷いどころになりそうなのが、日本の会計士とUSCPAのどちらを勉強しようかということ。

大学時代はそれなりに時間もあるし狙おうと思えば日本の会計士だって狙えます。

この辺は人それぞれかと思うのですが、日本の会計士でなくてUSCPAをオススメしたいのはこのようなタイプの人。

1. 学生時代の全てを勉強に捧げれる覚悟がない人

日本の会計士試験突破に必要な勉強時間は大体4,000時間前後だそうです。さすが日本でも最高峰の試験だけあります。

毎日コンスタントに平均5時間勉強出来たとしても合格レベルまでにかかる日数はなんと800日

しかも試験は年1回

普通無理って思いますよね。しかも何年も落ち続けて人生もヤバい方向に進む人が意外といたりする闇も深そうな世界。

正直挑戦するにも覚悟が必要です。友達と遊んだりする時間が一気に無くなること必死。何かに必死になれるのは相当にかっこいいけどね。色々と悩むところ。

かたやUSCPAに必要な勉強時間は大体1,000時間前後。毎日コンスタントに平均5時間勉強出来たとすると大体200日程で合格レベルに行けます。

お金はかかるけど試験は年4回もあります。こっちなら誰にでもまだワンチャンある感じ。

そんな感じで学生時代の全てを勉強に捧げれる覚悟がない人はUSCPAにしておいた方が無難です。日本の会計士程ではないですがUSだってそれなりに使い道はあります。

2. なんとなく海外とかに興味がある人

将来会計がらみの仕事で海外で働いてみたい人は間違いなくUSCPAにしておいた方がいいです。

会計回りの英語力も相当につきますし、USCPA資格の相互認証制度を利用して海外で会計士として働くことだって可能です。

日本の会計士が海外で働く場合は監査法人にある異動制度を利用して同監査法人の海外事務所で働くことが一般的ですが、USCPAだと数はそこまで多くはないですが海外の会計事務所の求人なんかもそれなりにあったりするので海外に出るチャンスは少なくはないです。

受験勉強を始める段階ではあまり英語力は高くなくても大丈夫。USCPAの勉強して行くうちに英語力は嫌でもついていきます。

監査法人は英語が得意な人がまだまだ少ないのでそれだけでも結構なアドバンテージにもなります!

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3. 一般企業に行きたい人

一般企業に行きたい人はUSCPAで十分です。

ちょっと前に日本の合格待機者問題なんてありましたが、その時の一般企業のスタンスで多かったのが日本の会計士は会社が求めるレベルからみるとオーバースペックであるというもの。

なんとなくその気持ちは分からなくもないです。

新人と言えど優秀な日本の試験合格者に経費精算とか下っ端ワークをさせれるかというとなかなか難しい感じですし、上司の立場からすると部下が会計士っていうのもそれなりにプレッシャーになるのではないでしょうか。経理マンの中にも昔会計士試験に挑戦したって人も多いですし。

その点USCPAはそこまで難しい試験ではないけど、英語と会計の基礎が出来ている位の認識ってこともあるのか使う側からしてもなんとなく都合が良かったりします。

最近はグローバル化に伴い日本の会社も海外に多く子会社を持っているところが多いですし、そのような会社の経理マンなら子会社の経理財務担当として海外派遣されるチャンスが大いにあります。

とりあえず何か資格を持っておきたいならUSCPAです

最強と言うわけではないけど、ローリスクミドルリターン位を狙いたい人におすすめなこの資格。

就活に際してとりあえず何か資格を持っておきたいならUSCPAです。

学生時代に取得して監査法人に入るルートは抑えておいた方がいいです。

若くしてそこそこリッチになれるチャンスが湧いてきますよ!!