USCPAがやじやじしてる

氷河期世代のUSCPAがうだうだと語ります。受かっているから言いたい放題。監査法人で勤めた後に只今事業会社で勤務中。監査法人で働くUSCPA仲間を増やしたい!!USCPA仲間大集合!!

USCPA(米国公認会計士)試験に楽に合格できるコツ5つ

USCPA(米国公認会計士)試験は日本の公認会計士試験に比べたら遥かに簡単とは言われるけど、それでも結構な時間をかけて勉強するもの。

最初はやる気を持ってスタートしても、途中でつまずいてドロップアウトしてしまうなんてことはザラにあります。

そこで今回は試験に楽に合格できるコツを紹介いたします。

私はこれで9か月で合格しました。なかなか参考になりかと思いますよ(笑)。

USCPA試験勉強で大事なこと

私が受験時代を振り返ってUSCPA試験に楽に突破するために大事だったり、必要な要素だと思うことは5つ。

それは予備校の講義時間は少ない方がいいってことと、アウトプットが大事なこと、洋書も利用すること、勉強に対するストレスを極力下げること、そして最後はお金に糸目をつけないということ。

今回はこれらについてそれぞれ説明していきます。

インプット(講義時間)は少ない方がいい

USCPA試験のみならず大学入試やその他の試験でも大事なのは問題演習等のアウトプット

どんな試験でも『過去問を解きこむことが大事』なんて言ったりしますよね。

この試験についてももちろんそのルールは当てはまるわけで、問題集や洋書をガンガン解いていくことが合格への近道なのです。

ましてや講義が多いとなかなか進んでいる感じも得にくく、ちょっとサボったらどんどんスケジュールがビハインドしていって結局断念するなんてなりかねません。

と、言うわけで講義数はそこまで重要ではなく、むしろコンパクトにまとまっている位がちょうどいいです。短期合格を目指すのならどんどん進んでいくことが肝心です。

講義数については予備校選びの際の大事な比較項目の一つ。その辺は以下もご参照下さい。

www.uscpayajiyaji.com

アウトプットが一番大事

試験勉強で一番大事なのは本番にキチンと問題を解けるようになること。インプットはぶっちゃけどうでもいいのです。もちろん講義の前の予習なんてする必要はなし。

予備校の講義は新しく習う分野のさわりを覚える位の位置付け位で十分です。

ちゃんと見た後すぐにその内容の問題を解いても半分も解けないのではないでしょうか。

そんな状態から何回も同じ問題を解いて頭の中でその単元の知識を定着させていけばいいだけのこと。問題を解くと問われやすいところとかも分かります。とりあえずそれだけを覚えれば十分です。

USCPAの試験は大量の問題を4時間で解き終える必要があるので、合格レベルと言われるMC1問を90秒で解けるレベルに持っていくには、ある程度条件反射的に問題を解けるようになる必要があります。

そのためにはひたすら問題集を回して色々な問題パターンに慣れておくことが重要です。試験中にいちいち考えている暇はありません。

本試験で解く全ての問題が問題集で解いたことのある問題を応用していくって考えるといいでしょう。

洋書で問題の補完をする必要がある

色々なUSCPA試験の受験者のブログや2chとかを見ても分かるように予備校の教材だけで合格した人っていうのはあまり多くなく、むしろ予備校の教材と洋書の組み合わせで合格した人が大多数を占めるのではないでしょうか。

と、言うのもUSCPA試験の問題って問題集で出てきたような内容が大半を占めるもので、問題を解けば解くほど見たことあるような問題に遭遇する可能性は上がるから。

Hardのテストレットで出てくるあまり見たことない問題であっても解いたことのある問題の知識をベースにそれなりに回答していくことが可能です。

勉強に対するストレスをできるだけ排除すること

試験勉強は短くても1年は続く位の長丁場。

細く長くきちんと続けるためには勉強そのものに対するストレスを出来るだけ排除するに越したことはありません。

個人的に一番オススメなのが音楽を聴きながらのながら勉強

インプット時点で講義を聴いている時はダメですが、試験勉強の大半は問題演習のアウトプットなのでこの手は大いに役立ちます。

ながら勉強なんてなんか気持ち的にいけないものという意識もあるかと思いますが、私自身の人生を振り替えてみると大して勉強したことがなかったので『どんな形であれ勉強しているだけ偉い』と開き直ってやってました。結果的に1年以内の短期合格につながっているので相当に効果がある方法だと思います。

ちなみにこの方法ですが、今でも残業時や休日に家で仕事をやる時によくやってます。本当に結構ストレスを軽減できるナイスな方法です。

真面目ぶってやらない位なら、ちょっと位不真面目な形でもやることが大事です。やらない善意よりやる偽善みたいなノリです。

お金は気にしない

この試験、はっきり言ってお金が相当にかかります

予備校の講義代に追加単位の取得費用や試験代と余裕で100万円はかかります

どんどんお金は消えていきますがこの辺は仕方のないことと思い、むしろガンガン使っていく位の方が精神衛生上良いです。

試験に落ちたって1科目550ドルもする受験料(私の時は500ドルでしたが)が払えれば毎クオーター受けれます。お金さえあればチャンスは何回もやってきます

お金がないならやらない方がいいです。そんな苦労してまで取るものではありませんよ。マジで。

適度な適当さが合格への近道です

上記を読んでいただいて、なんかこの人不真面目だよねって印象を持ったかと思いますが、それ位のテンションで全然合格できるものです。

真面目に熱くなってやるのもスポ根みたいで格好いいですが、ミーハーなノリで軽ーくやることだってできますよ。

つまらない問題演習もだんだん解けるようになるとなんかクールな人になれた感じがして楽しくなってきますよ。