USCPAがやじやじしてる

氷河期世代のUSCPAがうだうだと語ります。受かっているから言いたい放題。只今監査法人勤務中。監査法人で働くUSCPA仲間を増やしたい!!USCPA仲間大集合!!

私が感じたUSCPA試験における科目別の難易度比較

USCPA試験の科目合格の有効期限は18か月

意外と科目合格の有効期限は短くモタモタしてるとあっさりExpireしそうなことを考えるとどういった順番で受けていくのか悩ましいところです。

そこで気になるのは勉強を始める前にはあまり分からないUSCPA試験のそれぞれの科目の難易度。今回は私が受験生時代に感じた科目の難易度をご説明いたします。

以前ご説明した科目別の合格率もご参考ください。

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USCPA試験の科目とは

そもそもUSCPA試験の科目はこちらの4科目。ひと科目ごとの範囲は広いのですが、科目数自体は意外と少ないのです。

・FAR…企業財務会計及び公会計
・BEC…ビジネス環境及び概念
・REG…法規
・AUD…監査及びアテステーション

私が感じたUSCPA試験の科目別難易度

私が感じた試験科目の科目別難易度はこちらです。簡単な順に理由を添えて述べていきますね。

第4位:FAR(企業財務会計及び公会計)

個人的に一番簡単だと思ったのはFAR

日本の簿記検定や会計士試験には出てこない公会計が範囲に入っているなど一見難しそうに見えるこの科目です。

範囲は広いし覚えることはたくさんありますが、基本は簿記ってことで仕訳を考えつつ数字を絡めて覚えていけるので内容を覚えていくのはあまり難しくなかったです。問題も日本の簿記検定みたいに問題を読むのも面倒な感じではなく、比較的コンパクトにまとまっているので解きやすいです。

日本人が初めて目にする公会計は講義を見た後は全くイメージがわかなかったのですが、問題集をひたすら回していると自然と頭に入ってくるものだったりします。本試験も問題集でやった以上のレベルのことはあまり問われていなかったので、公会計については回せば回すほど安定した得点ソースとなっていきます。

USCPA試験の前にBATICのコントローラーレベルを取っていたこともあって結構簡単にPassした科目でした。試験の得点はなんと93点!!これまでの人生であまり取ったことのない高得点だったので、俺って会計の才能あるかもなんて思ってます。

受験のタイミングとしては一番最初に受けるのがいいのではないでしょうか。会計知識をしっかりと持っておくことは会計士の基本です。

特に経理職未経験者で経理職に就きたい人や外資系経理に転職したい人にとってはこの科目を合格しているとUSGAAPを理解していることの証明になってチャンスが生まれてくるかもしれません。

お試しとして前段階でBATICをやってからUSCPA FARに移るというもの悪くはないかと思います。いきなりUSCPAに挑戦するのがリスクだと不安に思う方はこのルートを取ってみてはいかがでしょうか。

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第3位:AUD(監査及びアテステーション)

第3位はAUD。日本人の合格率でいうと若干低めな科目なのですがFARに続いて簡単だったと思えるのがこちらの科目。

あまり数字が出てくる科目ではなく英文読解力の差が如実に出てくるところが若干難易度を上げてくれてます。

オーソドックスな勉強法としてはやはり問題集をひたすら回転さてること。監査報告書を丸暗記しよう的なことを先生は言いますがそれはなかなか難しい話。それぞれのオピニオンの文章全部を覚えるというよりは、問題集で問われているそれぞれの文章の違いになるところをまずは覚えていけば大丈夫です。

私は全文は覚えきらないまま受けたけどなんとかなったし。それでも79点で合格できましたよ。

AUDのコツを監査の仕事を始めてようやくつかみました(苦笑)。

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監査法人で監査をしたい方はAUDに力を入れておくと監査法人に入ってからの仕事が相当にやりやすくなります

逆にAUDが苦手なまま監査をやると、頼まれた仕事の意味合いをあまり把握できないまま手続きを行うことになり仕事が何となくつまらないものになってきていしまいます。問題集丸暗記派はこの点ちょっと要注意(まあ、まずは受かることが大事なのですけどね)。

第2位:REG(法規)

第2位はREG。インプット中のつまらなさはダントツで1位のこの科目。

ビジネスローと税法が試験範囲ですが、ビジネスローが最高に退屈でした。先生も何言ってるか全然分かんないし、私自身も法律の素養がないってこともあって安定して問題が解けるようになるまで結構時間がかかりました。

シミュレーション問題にビジネスローは出ないって聞いてたのでSIM対策は全くしないで受験してます。幸いSIMでは1問も出なかったのでラッキーなことに苦手な科目でしたが1回で合格できました(75点ギリギリでした・苦笑)。

余談ですが税法部分も面白かったかと言われるとぶっちゃけ微妙でした。Form 1040とか1120とか一生使うことないだろうしってノリでその場をしのいでました。

試験の時にすごく覚えているのは大して覚えていなかった結構各フォームの提出期限とかそういったルール的なことが結構問われてて、解いている時にこれはダメかもなと思ってたこと。この辺は問題集であまり見たことなかったので手薄な状態での受験でした。少しはテキストを眺めていたのがよかったのか結果的には何とかなったけど、受験生の方はきちんと覚えておいた方がいいです。

第1位:BEC(ビジネス環境及び概念)

私の中の科目別難易度ぶっちぎり1位はBEC

他の3科目が1回でPassできたのに対して、BECだけは3回も受けました。ってことはBECに払ったお金は1,500ドル。結構つぎ込んでます。

当時はMCとWritten Communicationの2本立てでしたが、とにかくこのWritten Communicationが曲者で最後まで足を引っ張ってました。問題集丸暗記派な私にとってはWritten Communicationで説明できるレベルまで定義とか覚えたりするのが相当に苦痛でした。

MCは比較的素直な問題ばかりでそこそこ解けてたこともあり、3回の試験の得点は73点→74点→81点と落ちた2回の点数はあまり悪くない感じ。それでも2回目に74点で落ちた時はさすがにやばいと感じて勉強方法を変えたりとかしてました。

今はさらにシミュレーションも追加されてますし、昔より難易度は増してます。

この科目の唯一の救いは管理会計にしろ、ITにしろ勉強内容がそれなりに一般的な事項で取っつきやすいこと。なので一般知識や雑学的に知っていることもそれなりにたくさん出てきたりするので勉強するには取り掛かりやすいです。英語でライティングすることが苦にならない人にとってはきっと一番楽な科目になるのではないでしょうか。

私の科目受験した順番

ちなみに私が受験した順番は以下の通り。

1Q目:FAR(○:93点)→BEC(×:73点)
2Q目:AUD(○:79点)→REG(○:75点)→BEC(×:74点)
3Q目:BEC(○:81点)

2Q目に3科目受けたのは結構しんどかったです。点数も段々落ちて行ってますし、準備がなかなかしにくかった記憶が。

最後の3Q目はBEC1科目だけだったこともあってそれなりに勉強できてました。

まとめ

私が感じたそれぞれの科目別難易度はいかがでしたでしょうか。

この辺の感じ方は人それぞれなので一概には言えないかと思いますが、4科目の中で真っ先にFARを受けるのが受かりやすさとその後のキャリアを考えて一番いいのではないかと思います。